500円講座より

マインドルネス瞑想における2つは鳥の両翼とは

このページは、マインドフルネスの500円講座からの転載です。講座は全体で35項目以上、動画が5本あります。全体の利用はご案内をご覧ください … 続きを見る >
(Part3-P7)

気づきの瞑想・ヴィパッサナー瞑想と集中の瞑想・サマタ瞑想を共に取組むと良いことは、パート1ですでに説明をしましたが、昔からそうすることが大切とされています。

かなり仏教の話しになりますが、たとえば、中国僧・天台智顗(てんだいちぎ 538-597)が著わした『天台小止観(てんだいしょうしかん)』という書があります。

小止観の「止観」の止はシャマタ(奢摩他)、観はヴィパシャナ(毘鉢舎那)で、サマタとヴィパッサナーにあたります。

この『天台小止観』に両方が必要、片方にかたよると愚、狂であると説かれています。難しい文ですが紹介します。

『現代語訳天台小止観』関口真大訳、大東出版社より引用

この二法は、車の二つの輪、鳥の二つの翼のような関係で、もしどちらかに偏って修習すると、邪見か邪倒におちることになる。
止観はさとりの大果にいたるための門であり、同時にわれわれのさとりのための修行の勝れた路でもあり、同時にあらゆる徳が円満する帰結点でもあり、じつは無常の極果(さとり)の正体そのものなのである。

さらに参考に紹介すると

お釈迦様もサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想

お釈迦様は苦悩を滅する方法を求め、29歳のときに釈迦国の王子の立場を捨てて出家しました。

まず、サマタ瞑想の達人の二人の仙人の元に行き、仙人も達することができていなかったサマタ瞑想で得られる最高の禅定の境地にみるみる到達しました。しかし、これでは苦悩を滅することはできないと次に苦行の修行をはじめました。

苦行はわかりやすくいうと難行で、肉体を過度に厳しい状態に長期間、置き続けます。

そして苦行でもだめと、菩提樹の下に坐り瞑想をしはじめて、8日目の朝に真理を覚醒(かくせい)して「目覚めた人」=ブッダとなりました。このときしていたのがヴィパッサナー瞑想です。

お釈迦様が覚醒した場所

お釈迦様が覚醒した場所

お釈迦様はサマタ瞑想の修行をして、ヴィパッサナー瞑想で覚醒しました。

お釈迦様の教えの根本の八正道(はっしょうどう)にはサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想の両方の実践が入っていますし、お釈迦様自身も亡くなるまで両方をして、弟子にも両方をするよう指導していました。

弟子がヴィパッサナー瞑想で邪見気味になったりすると、サマタ瞑想をしなさいと諭していたりしました。

サマタとヴィパッサナー瞑想の両方で安全に高い効果

鳥が片方の翼では飛べないように、両方の翼が強いと安全に高く遠くまで達することができるように、マインドフルネス瞑想は、集中の瞑想・サマタ瞑想と気づきの瞑想・ヴィパッサナー瞑想の両方をしっかりと学ぶと確実にできるようになれて、安全で、質が高く効果の高いものになります。

このコースの次のコースでは、そうできるようになっています。

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瑞雲庵