500円講座より

マインドフルネスのありのまま・あるがまま気づく本当の意味とはどういうことか

このページは、マインドフルネスの500円講座からの転載です。講座は全体で35項目以上、動画が5本あります。全体の利用はご案内をご覧ください … 続きを見る >

本当のマインドフルネスは、ありのまま・あるがまま正しく気づきます。これはどのように気づくことを言っているのか理解しておきましょう。

また絵を例をします。次の絵を見て、ありのまま・あるがまま気づいてください。

この絵は有名な絵でご存知の方もいると思います。

心理学の教授が研究で16歳から68歳まで393人に見せたもので、年齢が若ければ若いほど若い女性の絵と思い、年齢が高くなればなるほど老婆の絵ど思うという結果でした。

あなたはどうだったでしょうか。

この絵はどちらにも見えるように書かれた絵なのですが、私は老婆だと思って、若い女性に見ることはなかなかできませんでした。

さて、普通は、若い女性の絵と思った人は「若い女性の絵」がありのまま・あるがまま、老婆の絵と思った人は「老婆の絵」がありのまま・あるがままだと思うことになります。

同じ絵を人によって違うものの絵と思う。同じ人が時によって違うものの絵と思う。老婆の絵と思った人に若い女性の絵だよと見かたを教えると変わったりする。

同じ食べ物を、人によっては美味しい・好きと思い、別の人は美味しくない・嫌いと思う。美味しくない・好きと思っていた同じ人が、ある日、美味しい・好きとなったりする。

同じ人のことを、ある人は嫌な人と思い、ある人は良い人と思う。同じその人のことを、嫌な人と思っていた人が良い人と思うようになったりする。

自分が物事に対して持つ判断・評価は一定ではない。

では、本当のありのまま・あるがままとは。

「今、私は」と気づくマインドフルネス

どんなときも変わらないありのまま・あるがままに気づく気づき方があります。「今、私は」…と見ている、…と聞いている、…と感じている、…と評価・判断しているという気づき方です。

同じ絵を、ある時は「今、私は若い女性と見ている」、違う時は「今、私は老婆と見ている」と気づく。またある時は「今、私は若い女性と老婆どちらにも見える絵だと知っている」と気づく。

本当のマインドフルネスのありのまま・あるがまま正しく気づくは、対象を「これは〇〇だ」とするのではなくて「今、私は」と気づく気づき方です。

食べ物を食べて甘いと感じた。「この食べ物は甘い」ではなく「今、私はこれを甘いと感じている」と気づく。食べ物に「本当の味」というのはなく、ただそれぞれの人がその時どう感じたかにすぎません。

だから、ありのまま・あるがままを「この食べ物は甘い」ものと考えるのは間違いです。それぞれの人のその時々の「今、私は甘いと感じている」がありのまま・あるがままです。

当たり前にそう気づくのが本当のマインドフルネス

日常で「今、私は」…と気づくようにすることは、意識してすればできないことではありません。でも、ここまでのページで学んだようにそれでは日常は間に合いません。

だから、本当のマインドフルネスは、このような気づき方をするのが当たり前になっているものです。

本来のマインドフルネス、Beingのマインドフルネスの人は、意識せずとも、自然にこのような気づき方を常にします。

対象、自分の思考・感情に巻き込まれないマインドフルネス

こういう気づき方をすると、どのような物事、状況でも、自分にどんな思考・感情が現れても、それをただ「今、私は…」と観る・気づくので、従来の脳の自動操縦の反応・思考のままになることがなくなります。

あるとき、ある人に怒りの感情が起きてきたとします。

対象について「これは〇〇」とするあり方だと、脳の自動操縦で「この人はひどい人だ、嘘つきだ…」となり、怒りの感情がエスカレートします。

「今、私は」と気づくマインドフルネスは「今、私は怒りの感情になっている」と気づきます。本来のマインドフルネス、Beingのマインドフルネスの人はすぐそう気づきます。そうして脳の自動操縦が停止され相手への思考・感情が膨らむことがありません。

今ここ、今ここのマインドフルネス

同じ絵でも同じ食べ物でも、同じ人についてでも同じ人の同じような言動でも、外の対象は同じでも、時によって私たちは自分の反応・認識・判断・とらえ方が変わります。

つまり、外の対象に固定的な実体はなく、物事、出来事は自分のその時々の心、脳の反応・認識・判断・とらえ方しだいということです。

私たちは「自分はこういう人、こうだ」と自分についての評価・判断を持ちますが、それも「今、自分が自分について抱いている評価」で、固定的な実体はなく自分の認識・判断・とらえ方しだいで変わるものです。

本来のマインドフルネス、Beingのマインドフルネスの人のように、すべてを今この瞬間の自分の心のこととして「ありのまま・あるがまま正しく気づく」ようになり、とらえるようになるとどうなるか。

すべて今の自分の心ではというとらえ方になり、自分以外も自分も固定的な実体のあるものにせずに変化するものとして「今は」ととらえるようになります。

本当のマインドフルネスのありのまま・あるがままの気づきは、今ここ、今ここを生きることを真に可能するものです。そうして過去や将来の後悔や不安などなどの思考にとらわれることもなくなるものです。

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瑞雲庵