500円講座より

マインドフルネス瞑想の脳科学の見地から効果とは

このページは、マインドフルネスの500円講座からの転載です。講座は全体で35項目以上、動画が5本あります。全体の利用はご案内をご覧ください … 続きを見る >

マインドフルネス瞑想が注目されるようになったのは最先端の脳科学で効果が実証されるようになったからでもありますので、参考にどのような実証報告があるのか掲載します。

しかし、瞑想の実践者には脳がどうなるか詳細に知ることは必要ではなく、脳が変化することも含めてこのページまでに説明した効果があること知っていれば十分です。ですから、このページは読まずにとばしてもかまいません。

脳が変化することを脳の神経可塑性(かそせい)と言いますが、脳は変化するものであることは科学の進歩で今では常識になっています。そして、マインドフルネス瞑想で脳が変化することが次々に科学の研究で報告されています。

正しいマインドフルネス瞑想に正しく繰り返し取組むことによって、脳の組織、活動・働きの変化が起き、それに伴う効果が現れてきます。

たとえば次のような脳の変化の報告があります。

科学的実証 脳が変わる

  • 脳のもっとも進化した部分の大脳皮質の厚さが増す
  • 老化による脳の萎縮に対して効果がある
  • 交感神経を静める機能が向上する
  • 前頭葉や頭頂葉が関与している注意をうまく分配する働きが向上する
  • 不要な情報を除き注意を向ける尾状核の活動が向上する
  • 心がさまようのをとめる嗅内野の活動が向上する
  • 自己認識・統制の内側前頭前皮質の活動が向上する
  • 前帯状皮質や島や基底核が関与している葛藤を処理する働きが向上する
  • 闘争・逃走反応を起こす機能の扁桃体の灰白質が減少する
  • 理性をつかさどる前頭葉と自らを守ろうと恐怖や不安をつかさどる扁桃体の調和が向上する
  • 扁桃体の活動が減りストレスホルモンのコルチゾールの分泌が減る
  • 学習や記憶、感情のコントロールに関係する左の海馬が大きくなり機能が活性化する。うつ病やPTSDの患者はこの灰白質が少ない
  • 思いやりや慈悲などの気持ちに関して重要な機能をする側頭頭頂接合部が大きくなる

DMNの活動が変わる

そして、脳は意識的な活動をしていないときにも働いています。脳の内側前頭前野、後帯状皮質などからなるデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳内のネットワークが働いていて、このDMNの活動状態が変化すると報告されています。

脳はDMNによって次々にいろいろなことを思い浮かべたり考えたりします。自動思考します。そして通常、1日の半分以上、脳はDMNが働いている状態になっていて、脳のエネルギーの6割から8割はDMNによって消費されます。

DMNの働きが過剰になると、脳の自動思考が強くなるので、今この瞬間にいづらくなります。注意が散漫な状態も多くなります。脳は疲労するので、ますますそうなります。

DMNによって自己嫌悪や自己批判、後悔や不安や心配の思考を呼び起こすことが繰り返しされるようになっていて対処しないでいれば、心の病、鬱病などにもなると考えられます。

いっぽう、ひらめきはDMNによって生まれるという科学的報告もあります。つまり「DMNでいること=良くない」ということではないのです。

マインドフルネス瞑想を続けていくと、このDMNの活動が変化する、脳の他の部位とともに適正に機能するようになります。

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瑞雲庵